学会について

理事長挨拶

アカデミック総合診療医の育成を目的とした本学会も、今年で設立9年目を迎えました。
80名で始まった会員数も1600名を超えるようになりました。これは病院総合診療医の存在、またその存在の重要性が認識されてきた賜物と思います。その理由としては総合診療科が正式に基本診療科の一つに加えられたことにあると思います。しかし、この新たに始まった専門医研修で総合診療専門研修プログラムに登録する若い医師が、期待に反して少なく、今後の問題と考えられます。現在、医療に従事しているベテラン医師は総合診療が医療の要であることを認識し理解され、本学会にも参加されていると思いますが、まだ、医療に携わっていない医学生、あるいは経験の浅い若手医師の間には、その認識が薄いものと思われます。今後、学会活動を通じて若い医師たちへのアピールも意識しながら、同時に私共のレベルアップのため教育講演などの充実を図っていきたいと思います。

とは言え、2018年9月に岐阜大学総合病態内科学分野教授 森田浩之先生、2019年2月に一般社団法人群星沖縄臨床研修センター長 徳田安春先生により開催された本学会の学術総会には、いずれも500-700名以上の多数の医師および医療者の参加があり、盛況なうちに終えることが出来ました。これも、ひとえに会員皆様方の熱心さによるものと思い感謝申し上げている次第です。

今年度は2019年9月14-15日、第19回学術総会を佐賀大学病院病院長、総合診療部教授 山下秀一先生により、2020年2月21-22日、第20回学術総会を社会医療法人原土井病院、九州総合診療センターの不肖、私が九州大学病院総合診療科の支援の元に開催する予定となっていますので、宜しくお願い申し上げます。