学会誌投稿規定
日本病院総合診療医学会雑誌 投稿規程
1.投稿資格
・本誌への投稿の筆頭著者 (First Author)は、日本病院総合診療医学会会員とする。
・年会費を完納していること。 (2022年4月1日より)
2022年10月1日より以下に変更
・「日本病院総合診療医学会雑誌」への投稿の筆頭著者は、日本病院総合診療医学会会員とする。
・「Journal of Hospital General Medicine」への投稿者は日本病院総合診療医学会会員でなくともよい。ただし、本学会員以外による投稿については、1ページあたり5,000円の掲載料を必要とする。
・本学会員においては、年会費を完納していること。
2.読者対象
日本病院総合診療医学会雑誌およびJournal of Hospital General Medicineは、日本病院総合診療医学会が発行する査読付きジャーナルである。本誌の扱う学術的領域は病院総合診療に関する幅広いトピックを対象としている。
読者対象は日本病院総合診療医学会会員で、臨床医師が大半であり、開業医師と病院・大学病院などの勤務医が約半数である。多くは内科医だが、全科の医師が含まれる。したがって、読者がご執筆の分野の専門家とは限らない。また、医療関係の各専門職も一部含まれる。
3.投稿原稿内容
投稿内容は日本病院総合診療医学会会員の生涯教育に資する内容かつ未発表の原著、症例報告、総説、特別寄稿、症例短報、研究短報とする。
4.投稿方法(要領)
- 論文の投稿は論文投稿システムより行う
- 表紙記載事項・投稿原稿(図表含む)・誓約書を論文投稿システムよりアップロードし投稿する。
誓約書の提出にあたっては、オンライン上よりフォームをダウンロードし、著者名(共同著者全員を含む)・必要事項を自筆署名したものをPDF化し、論文投稿システムにアップロードする。(著者が10名以上の場合は複写可) - 英文本文・要旨については、Native speakerによって、チェックをうけること。
- 原稿はA4縦用紙に横書き(英文は原則として12ポイントでdouble space)とし、必ずpagingすること。標準的なフォント(MS明朝、MSゴシックなど)を用いたMicrosoft社のWordなどの代表的なソフトウエアのデータ形式が望ましい。
- 表は、Word(doc、docx)あるいはExcel(xls、xlsx)あるいはPowerPoint(ppt、pptx)で保存したものをオンラインでアップロードする。
- 図、写真は、そのまま印刷できる明瞭なものをPDF形式あるいはppt、pptx、jpgの形式で保存したものをオンラインでアップロードする。カラー印刷を希望しない場合は、投稿の時に図(写真)・表をモノクロのもので提出すること。カラーで掲載を希望する場合はその旨を表紙記載事項に明記する。なお、トレースを必要とする場合およびカラー写真は実費とする。
5.原稿要領
①用紙について
邦文はA4サイズの普通紙に横書き、30字×40行、12ポイントの用紙とする。
英文はA4サイズの普通紙にダブルスペースで記載する。(タイプ用紙)
②原稿規定
(1)原著(研究報告)
-科学的妥当性の高い方法で得られた新しい知見であること。
-「はじめに」「目的」「方法」「結果」「考察」「結語」等の項目に分けて記述すること。
邦文
・表題は邦文と英文を記載
・8000字以内(文献は除く)
・400字以内の要旨を添付のこと、又200Words以内の英文の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
英文
・タイプ用紙15枚以内(文献は除く)
・200Words以内の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
(2)症例報告
-興味深い重要な臨床症例の報告
-「はじめに」「症例」「臨床経過」「考察」「結語」の項目に分けて記述すること。
邦文
・表題は邦文と英文を記載
・6000字以内(文献は除く)、図表1つ以上載せること
・400字以内の要旨を添付のこと、又200Words以内の英文の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
英文
・タイプ用紙8枚以内(文献は除く)、図表1つ以上載せること
・200Words以内の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
(3)総説
-医学的課題あるいは疾患に関する総括的論述
邦文
・8000字以内(文献は除く)
・400字以内の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
英文
・タイプ用紙15枚以内(文献は除く)
・200Words以内の要旨を添付のこと
・文献は20編まで
(4)特別寄稿
-医療的課題についての総括的論述
単なる報告ではなく、科学的、論理的に記載した論文とする。新しい試みとその成果(preliminaryでも可)、根拠を持った意見、病院総合診療活動に役立つアイデアとそれに基づくデータなど、広く会員の活動を発表する場とする。「会員読者にとって十分役に立つ内容」が選択基準となる。
邦文
・6000字以内(文献は除く)、図表5つまで
・400字以内の要旨を添付のこと
・文献は15編まで
英文
・タイプ用紙8枚以内(文献は除く)、図表5つまで
・200Words以内の要旨を添付のこと
・文献は15編まで
(5)研究短報
-Preliminaryな内容を含む研究論文など
邦文
・3000字以内(文献は除く)、図表2つまで
・400字以内の要旨を添付のこと
・文献は10編まで
英文
・タイプ用紙4枚以内(文献は除く)、図表2つまで
・200Words以内の要旨を添付のこと
・文献は10編まで
(6)症例短報
-外来および入院の代表症例
邦文
・1800字以内(文献は除く)、図表2つまで
・文献は5編まで
英文
・タイプ用紙3枚以内(文献は除く)、図表2つまで
・文献は5編まで
(7)LETTERS TO THE EDITOR
-本誌に既載された論文に対する質疑や、会員の日常の診察・研究活動により得られた情報等、自由な意見
・和文は1200字以内(文献は含む)、英文はタイプ用紙3枚以内(文献は含む)
・図・表はなし
・抄録、Key Wordsは不要
(8)キー画像
-教育的な画像(患者の症候、X線、他の検査所見、剖検所見、組織所見、その他)が、診断や病態把握に大変有用であることを示す。
・写真に簡単な解説を加えたものとする。
・読者に深い教訓を与えるもの
・本文(解説)は文献を含め1,000字以内(英文は400Words以内)、写真1~4個まで
・使用する画像は未発表のものに限る
・表題は邦文と英文を記載
・要旨は不要
・文献は3編まで
6.記載要領
①表紙記載事項(和文)
・表題(原著・症例報告・総合診療のキー画像は和文/英文)
・著者名 ・コレスポンディングオーサー(原著・症例報告・キー画像は和文/英文)
・所属機関名(原著・症例報告・キー画像は和文/英文)
・キーワード
・ランニングタイトル
・連絡先(住所、電話番号、FAX、校正等の問い合わせ用 E-mail)
・別刷請求先(住所、責任者の氏名、E-mailアドレス)
・論文種類(原著・症例報告・総説・症例短報・研究短報など)
・ページ数および図表数
・図及び表についてカラー掲載希望の有無(有料)
・研究機関の倫理委員会の認証番号(認証ある場合のみ)
②表紙記載事項(英文)
・表題
・著者名 ・コレスポンディングオーサー(和文/英文)
・所属機関名(和文/英文)
・キーワード
・ランニングタイトル
・連絡先(住所、電話番号、FAX、校正等の問い合わせ用 E-mail)
・別刷請求先(住所、責任者の氏名、E-mailアドレス)
・論文種類(原著・症例報告・総説・症例短報・短報など)
・ページ数および図表数
・図及び表についてカラー掲載希望の有無(有料)
・研究機関の倫理委員会の認証番号(認証ある場合のみ)*キーワード:原著は5語以内,症例報告,研究短報,症例短報は3語以内,英語の小文字・単数形で記載する。
*ランニングタイトル:邦文は20字以内/英文はスペースを含めて40文字以内
③本文
(1)医学用語以外は常用漢字、新送り仮名、現代仮名遣いを用いた、「である」調の文章とする。
(2)本文中適宜見出しを付けること。
その際、大見出し(章)、中見出し(節)、小見出し(項)の区別を明確にすること。
【例】Ⅲ.治療成績 (章)
1. 抗腫瘍効果について (節)
(1) 肝細胞癌に対して (項)
数字の番号付けも上記例を参考とする。(3)医学用語は、原則として『日本医学会 医学用語辞典』(日本医学会医学用語管理委員会編、南山堂刊)に準ずる。
(4)外国の地名、人名、物質名、薬品名などの語句は、出来るだけ日本語(カタカナ)で表記すること。また必要に応じて原語を併記する。原語は小文字(固有名詞及びドイツ語の名詞の頭文字は大文字)で書き、細菌や動植物の学名などイタリック体で印刷されるべきものには赤のアンダーラインを引く。
(5)医薬品名は原則として一般名で書き、必要に応じて商品名に®を付して( )内に書く。
(6)欧語は、英語を主体とする。
(7)略語は慣用されているもの以外は出来るだけ避ける。使用する場合は、【例】にしたがうこと。
【例】ヒト白血球抗原(human leukocyte antigen; HLA)(8)特殊な専門用語は、脚注などの形で説明をつける。
(9)数字は算用数字(1,2,3)、数量はm, cm, mm, kg, g, mg, min, sec, ml, kcal, ℃などの単位を用いること。
(10)未承認の薬剤の投与や医療技術が含まれる内容の場合は、その点を本文に明記すること。
④図及び表
(1)図及び表は、視覚的な効果を念頭において作成すること。
(2)転載あるいは改変した図表(他書から借りる場合は転載となる場合が多いので注意)は、原著者、出版社の許諾が必要です。同時に、その出典(文献名)を必ず明記して下さい。
(3)図及び表は、別紙に1枚ずつ貼り付け、それぞれ掲載順に、図1、表1のように一連番号と表題を付ける。(図と写真の区別はしておりません。
(4)模式図は、執筆者のオリジナルなものを、明確に描くこと。
(5)図・表の中の欧語は出来るだけ避け、日本語にすること。
(6)写真は印刷物などからの転用、コピーはしないこと。
(7)エックス線撮影、超音波検査などの画像写真の所見を示す場合、矢印と共に簡単なシェーマ、説明を可能な範囲で付けること。顕微鏡写真では必ず倍率を記入する。
(8)本文中に、挿入すべき図表について明記すること。
⑤文献
(1)引用文献は記載順に通し番号を付け、一括して本文の末尾に掲げ、本文中には、引用部の右肩に1)2)3)…の番号を付する。
(2)雑誌の略名は、原則として、邦文誌は医学中央雑誌刊行会『医学中央雑誌略名表』、欧文誌は “Index Medicus”に準ずる。
(3)著者名は3名まではそのまま記載し、4名以上は「他」または “et al” として省略する。
(4)記載項目ならびに順序
本文中の引用した箇所の右肩に片カッコ付きで番号を付して引用順に末尾に一括して記載する。【雑誌の場合】
著者名.論文題名. 雑誌名 発行年;巻:ページ(初-終).【単行本の場合】
著者名.書名.(版数),発行所,発行所の所在地,発行年;引用ページ(初-終).【シリーズなど】
執筆者名.執筆部分題名.編者名,シリーズ名,巻数,発行所,発行地,発行年;引用ページ(初-終).【例】
1)澤山泰典、林純、矢野祐二、他. 化学療法剤とインターフェロンの併用療法にてカポジ肉腫の著名な消退がみられた後天性免疫不全症候群(AIDS)の1症例.感染症誌1996 ; 70 : 621-6.2)長谷川修.糖尿病性ニューロパチーの治療.岡本幸市、棚橋紀夫、水澤英洋・編.EBM神経疾患の治療.中外医学社, 東京, 2007;p.384-7.
3)Hayashi J, Furusyo N, Ariyama I , et al. A relationship between the
evolution of hepatitis C virus variants, liver damage, and hepatocellular carcinoma in patients with hepatitis C viremia. J Infect Dis 2000; 181:1523-7.4) Carpenter MB, Sutin J.Human Neuroanatomy.8th ed, Williams & Wilkins, London,1983;p.103-4.
5) Meldrum BS, Corsellis JAN. Epilepsy. In: Adams JH, Corsellis JAN, editors. Greenfield’s neuropathology. 4th ed. London: Arnold; 1984, p.921-50.
7.投稿原稿の審査
①投稿された原稿は編集委員会によって慎重かつ厳正に審査される。その結果は、同委員会において更に審査し、採否が決定される。審査の結果、編集委員会より加筆・修正コメントがだされることがありうる。
②審査の結果は、編集委員会より投稿責任者へ知らせる。
8.投稿原稿の返却
原則として返却しない。
9.著者校正
著者校正は1回とする。返送期日厳守。再校以後は編集委員会において行う。
10.著作権
本誌に掲載された論文などの著作権は日本病院総合診療医学会に属する。
他誌等にその全部または一部を使用する場合は本学会の同意を必要とする。
11.倫理規定
①本誌への投稿論文における研究については、ヘルシンキ宣言、実験動物の飼養及び保管等に関する基準(昭和55年3月総理府告示第6号)、その他各研究施設で定められた研究指針等を遵守したものでなければならない。また、研究機関の倫理委員会の承認を得ている場合には、承認番号などその旨を論文に記載する。
②症例を提示する際は、患者のプライバシーを守るよう十分配慮すること。
③適応外の薬剤投与については、投与時点では適応外であることを説明し、患者の同意・院内手続きについて記載する。
12.利益相反
投稿論文を本学会に投稿する際、論文内容に関して企業等との利害関係の有無を本文末に明記すること。
尚、利害関係の有無は著者全員について報告する事。利益相反の有無に関わらず、筆頭者が代表してオンライン上の「利益相反に関する開示申告事項」に登録する。
【例】利益相反なし。
利益相反あり。 ※有無に関わらず「利益相反に関する開示申告事項」に登録する。
13.掲載料
掲載料は無料とする。但し「Journal of Hospital General Medicine」への本学会員以外による投稿については、1ページあたり5,000円の掲載料を必要とする。
別冊印刷については必要部数を著者校正時に明記する。別冊印刷代金については別冊料金表を参考にすること。非会員の掲載料および別冊料金については、後日編集委員会より請求書を送付する。
別冊料金表(別途消費税がかかります)
部数 | 1~2頁 | 3~4頁 | 5~6頁 | 7~8頁 | 9~10頁 | 11~12頁 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10部 | 2,300 | 230 | 2,600 | 260 | 2,800 | 280 | 3,000 | 300 | 3,200 | 320 | 3,300 | 330 |
20部 | 4,200 | 210 | 5,000 | 250 | 5,400 | 270 | 5,800 | 290 | 6,200 | 310 | 6,400 | 320 |
30部 | 6,000 | 200 | 6,900 | 230 | 7,500 | 250 | 8,100 | 270 | 8,700 | 290 | 9,000 | 300 |
40部 | 7,200 | 180 | 8,000 | 200 | 8,800 | 220 | 9,600 | 240 | 10,400 | 260 | 10,800 | 270 |
50部 | 8,000 | 160 | 9,000 | 180 | 10,000 | 200 | 11,000 | 220 | 12,000 | 240 | 12,500 | 250 |
60部 | 9,000 | 150 | 10,200 | 170 | 11,400 | 190 | 12,600 | 210 | 13,800 | 230 | 14,400 | 240 |
70部 | 9,800 | 140 | 11,200 | 160 | 12,600 | 180 | 14,000 | 200 | 15,400 | 220 | 16,100 | 230 |
80部 | 10,400 | 130 | 12,000 | 150 | 13,600 | 170 | 15,200 | 190 | 16,800 | 210 | 17,600 | 220 |
100部 | 12,000 | 120 | 14,000 | 140 | 16,000 | 160 | 18,000 | 180 | 20,000 | 200 | 21,000 | 210 |
120部 | 13,200 | 110 | 15,600 | 130 | 18,000 | 150 | 20,400 | 170 | 22,800 | 190 | 24,000 | 200 |
150部 | 15,000 | 100 | 18,000 | 120 | 21,000 | 140 | 24,000 | 160 | 27,000 | 180 | 28,500 | 190 |
14.カラー掲載料
学会誌第17巻2号まで:1ページにつき20,000円(税抜き)とする。
学会誌第17巻3号から:1論文につき20,000円(税抜き)とする。
(白黒印刷の場合は無料)
カラー掲載料については、後日編集委員会より請求書を送付する。
【西日本シティ銀行】
口座名義:一般社団法人日本病院総合診療医学会 代表理事 田妻 進
口座番号:普通 3023147
支店名:土井支店(707)
日本病院総合診療医学会雑誌への注意事項について
(1)日本病院総合診療医学会雑誌の掲載採用について
原著(研究)論文は世界最初の発見でなくても著者らが行った研究により得られた知見を論文にまとめたものであれば良い。
症例論文は特に珍しい症例でなくても、日常診療で経験した症例を学術的・教育的な切り口で論文化したものであれば良い。
(2)論文の書き方
投稿する前に、投稿規定の遵守を確認し、共著者や上級医師のチェックを受けてください。
(3)論文再投稿の注意
査読者のコメントを読み、再投稿の際には査読者のMajor commentに対する返事を書いて下さい。箇条書きにされたMinor commentに対しては具体的にどのように変更したかなどcomment一つ一つに返事を書いて下さい。また、再投稿論文では変更された箇所を赤字にして下さい。