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医学会について
 病院総合診療医(Hospitalist)を育成することを目的とした本学会も、今年で設立8年目を迎えています。総合診療専門医が正式に専門医の一つに加えられることが決定したこともあり、80名で始まった会員数も1330名と増加しました。これは病院総合診療医というものが認知されてきたこと、また、会員の皆様のご努力のお陰と思い感謝する次第ですが、一方でこの学会の責任の重さも増したものと心を引き締めているところです。
 私ども病院総合診療医の役割を整理して述べますと、1. 救急医療を含めて、どのような疾患、どのような病態の患者でも診察する、2. 未診断患者を速やかに診断する、3. 診断だけではなく、臓器別の専門性も持ち、可能な限り専門的治療も行う、4. 家庭医を支援し、必要に応じて専門医との連携をとる、5. 高齢者など複数の疾患を併存している患者の診療を行う、6. 臨床研究や疫学的研究を通じて医学の発展へ寄与する、7. 予防医学を実践し、健康な長寿社会造りを目指す、8. 若い医師、コメディカルの教育に携わる、9. チーム医療の要として、コンダクターとなり専門医およびコメディカルの力を発揮させる、10. 地域包括ケアの要となり、地域の総合医療を向上させる。
 以上のように、病院総合診療医は多くの役割が期待されており、総合診療マインドを持つことは当然ですが、常に、深く、広く研鑽しなければなりません。会員の皆様が病院総合診療医として、実力をつけることが出来ますよう、学術総会、学会誌などを通じて、学会を運営していく所存です。